CEO Message

代表挨拶

家本賢太郎

次の時代を道づくる使命をもって。

クララオンライン代表取締役社長
家本 賢太郎

当社の創業時、15歳だった私が理解していたことは「インターネットがあらゆる障壁を乗り越えられる」という希望と、インターネットを多くの人たちに伝えたいという気概だけでした。車いす生活だった私は、インターネットによるコミュニケーションは物理的な移動の制約を解決できることを強く感じました。これを広め、多くの人を幸せに、より便利な社会をつくることが使命だと感じたことが第一歩でした。

クララオンラインが持ち続けている一貫した姿勢には、社会が次の時代に進むために必要とする課題を発見し、その解決に果敢に挑戦することです。これを実現するべく、一歩ずつ事業領域を拡げてまいりました。

創業から25年を経た今、ビジネスのDXを推進する会社として、クライアントの事業のDX化に向けたクラウド環境をはじめとするITソリューションやビジネスコンサルティングサービスの提供をするDX支援事業、自転車産業のDX化を進めるモビリティ事業の2つの事業領域をもつグループ経営により、グループミッションに掲げる「次の時代を道づくる」ことに日々邁進しています。

お客様のあらゆる事業をお支えし、その成長をご支援するクラウド事業を祖業とし、こうしたIT分野での経験と基盤を活かし、社会全体に貢献する事業づくりを続けてきています。こうした中には、「21世紀のスポーツ環境を創る」を掲げてスポーツ分野におけるITソリューションをご提供する株式会社スポーツITソリューション(株式会社電通との共同出資)、「まちの移動の、次の習慣をつくる」を掲げてシェアサイクルを展開するneuet株式会社、国内最大の中古スポーツ用自転車買取販売事業を展開する株式会社ちゃりカンパニーなどを擁しています。

また、切り離すことの出来ない経済・文化・歴史の関係をもち、かつ先端的なIT企業が多く生まれ続ける中国と日本との架け橋となるべく、15年以上の中華圏での経験を活かしたコンサルティング事業や、貿易事業(セイノーアジアトレーディング株式会社, 株式会社セイノー商事との共同出資)を展開しています。

これからも、事業を進化させていくことはもちろんのこと、お客さまに喜んでいただくために何をすべきか、お客さまの声に誠実に耳を傾け、考え続け、よりよいサービスを追求してまいります。

代表取締役社長CEO
家本 賢太郎
Kentaro IEMOTO

家本 賢太郎(いえもと けんたろう)

1981(昭和56)年12月2日生まれ。1997年3月私立滝中学校卒業(愛知県江南市)。
1997年5月20日、クララオンライン設立。2001年9月慶應義塾大学環境情報学部に入学、2006年3月同中退。
2007年3月早稲田大学大学院スポーツ科学研究科修了。東京都在住。
11歳で株式市場・経済に興味を持ち、13歳のころからはパソコンやIPネットワークに関心を持つ。14歳のころ、脳腫瘍の摘出後に車椅子生活になる。1997年8月には15歳で文部省大学入学資格検定に合格。また1999年に入り、生涯車椅子と宣告されていたにも関わらず奇跡的に両足の運動神経が回復。車椅子無しでの生活が可能になった。2001年には身体障害者手帳も返納した。将来は自分のリトルリーグチームを作ることが夢。1999年1月、米Newsweek誌にて「21世紀のリーダー100人」、2000年9月、新潮社Foresight(フォーサイト)誌にて「次の10年を動かす注目の80人」、2012年3月、世界経済フォーラム主催「Young Global Leaders 2012」に選ばれている。